窓際公務員のほったらかし投資生活

インデックス投資(投資信託)による資産運用・節約・子育てなどを書き綴るブログ

退職金で投資をする際の6つの注意点

 

退職金は老後の生活を支える大切な資産です。退職金を運用して資産を増やすことは良いことですが、投資にはリスクもあります。失敗して大切な老後の資産を減らしてしまわないよう、以下の6つの注意点を押さえておきましょう。

1. 元本保証がない金融商品に注意

株式や投資信託など、利益が出る可能性が高い金融商品は、元本が保証されません。つまり、投資した金額よりも少ない金額しか残らない場合もあります。投資をするときは、元本割れする可能性を理解して、自分のリスク許容度に合った金融商品を選びましょう。

2. 手数料がかかるケースがある

投資をするには、証券会社や銀行などの金融機関を利用しますが、多くの場合、手数料がかかります。例えば、株式を購入する場合は、買い注文や売り注文を入れるたびに手数料がかかります。また、口座管理手数料や信託報酬なども必要になる場合があります。手数料は積み重なると意外と大きな金額になるので、投資する前に確認しておきましょう。

3. 定期預金はすぐには解約できない

銀行の定期預金は一定額までの元本が保証され、確実に利息を得ることができるので、リスクの少ない投資先として人気です。ただし、定期預金の場合は、決まった期間内に預けなければ予定通りの利息を得られないというデメリットがあります。満期になる前に解約してしまうと、利率がかなり下がってしまうので注意しましょう。

4. ハイリスク商品は損失も大きい

せっかく投資をするなら、できるだけ多く利益を出したいものです。しかし、大きくもうけられる可能性のある金融商品は、投資に失敗したときの損失も大きいことを覚えておく必要があります。うまくいけばよいのですが、思い切って大金を投資して、大切な老後の資産を失ってしまっては大変です。退職金で投資をする場合は、いくら利率が高くても、リスクの大きすぎる金融商品は避けたほうが賢明です。

5. 1つの商品だけに集中すると危ない

どんなに魅力的な金融商品があってもひとつの銘柄にだけ投資すると、その銘柄の値動きに完全に依存することになり、その銘柄の暴落、倒産によって、老後の生活資金である退職金が全て失われる可能性があります。

6. 退職金の一部だけを投資に回す

退職金を投資に回す場合は、全額ではなく一部だけにしましょう。退職金は老後の生活費や緊急時の備えとしても必要です。また、投資にはリスクが伴いますので、万が一投資に失敗しても大きなダメージを受けないようにするためにも、退職金の一部だけを投資に回すことが重要です。具体的には、退職金の10~20%程度を目安にすると良いでしょう。