窓際公務員のほったらかし投資生活

インデックス投資(投資信託)による資産運用・節約・子育てなどを書き綴るブログ

ドルを持たないと損する? 投資初心者必見の情報をお届け!

久しぶりに個別株に手を出してほんのり火傷中のうんまです。

今回は資産の一部をドルで持つべき理由についてお話ししたいと思います。

ドルといえば、世界中で使われている通貨ですよね。米国やドル圏の国々だけでなく、他の国でもドルが受け入れられていることが多いです。また、ドル建ての商品やサービスもたくさんあります。

そんなドルを資産として持つことには、どんなメリットがあるのでしょうか。

この記事では、ドル資産を持つことで得られる5つのメリットについて解説します。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

インフレから身を守れる

インフレとは、物価が上昇し、お金の価値が下がる現象です。インフレが進むと、同じ量のお金では以前よりも少ないものしか買えなくなります。例えば、100円で買えたパンが200円になったら、100円ではパンを買えませんよね。

インフレによってお金の価値が下がると、資産も目減りしてしまいます。特に日本円は、他の通貨に比べてインフレ率が低く、物価も安定しています。これは一見良さそうに見えますが、実はデメリットもあります。

日本円が安定しているということは、他の通貨に比べて価値が上昇しにくいということです。逆に言えば、他の通貨が価値を上げるときは、日本円は相対的に価値を下げることになります。これを「円安」と呼びます。

円安になると、日本円で買える外国製品やサービスの価格が上昇します。例えば、1ドル100円だった時に1000円で買えた米国製品が、1ドル120円になったら1200円でしか買えなくなります。これは実質的な物価上昇です。

では、どうすればインフレリスクや円安リスクから身を守れるでしょうか。その答えは、資産を日本円だけでなくドルにも分散することです。

ドルを資産として持っておけば、日本円の価値が下がったとしても、その下落分をドルの価値上昇でカバーできます。

商品の選択肢が増える

ドルを資産として持つことのもう一つのメリットは、商品の選択肢が増えることです。

ドル建てで購入できる商品やサービスはたくさんあります。例えば、以下のようなものがあります。

- 外貨預金:ドルを普通預金や定期預金の形で銀行に預けることができます。日本円の預金よりも金利が高い場合が多く、利息を得ることができます。
- 外国株式:米国や他の国の企業の株式を購入することができます。株価の上昇や配当で利益を得ることができます。また、多様な業種や市場に投資することで分散効果も期待できます。
- 外国債券:米国や他の国の政府や企業が発行する債券を購入することができます。債券は定期的に利息を支払う商品で、安定的な収入を得ることができます。
- 投資信託:米国や他の国の株式や債券などに投資する商品です。一つの投資信託で複数の資産に投資することができるため、手軽に分散投資ができます。

これらの商品は、日本円では購入できないものや、日本円よりも有利な条件で購入できるものがあります。ドルを資産として持っておけば、自分に合った商品を選ぶことができます。

海外での利便性が高まる

ドルを資産として持つことのさらにもう一つのメリットは、海外での利便性が高まることです。

ドルは世界中で使われている通貨です。特に米国は世界最大の経済大国であり、多くの人々が旅行や留学やビジネスなどで訪れます。また、米国以外にもドル圏と呼ばれるドルを公用通貨としている国や地域もあります。

ドルを資産として持っておけば、海外に行く際に円からドルに両替する必要がありません。両替すると手数料や為替レートの差損が発生しますが、それらを回避することができます。また、現地でドルを使うことで、現地通貨への両替やクレジットカードの手数料も節約することができます。

国内経済に依存しない

ドルでの投資は、国内経済に依存しない投資方法と言えます。国内の景気や政治情勢が不安定な場合でも、世界的な経済情勢に左右されるため、比較的安定した投資が可能となります。そのため、国内外のバランスをとった投資ポートフォリオを構築する上で、ドルでの投資は重要な要素となります。

 

米国経済の成長性に乗れる

最後に、ドルを資産として持つことの最大のメリットは、米国経済の成長性に乗れることです。

米国企業は世界最大級の企業が多く、多種多様な業種において強い競争力を持っていますが、それだけではありません。人口動態や生産人口などから見ても、今後も成長マーケットであることが予測されています。

まとめ

以上、資産としてドルを持つことのメリットについてお話ししました。

ドルを資産として持つことで、インフレリスクや円安リスクに対応できるだけでなく、色々なメリットがあります。

もちろん、ドルを資産として持つことにはデメリットもあります。例えば、為替変動によってドルの価値が下がる可能性や、税金や手数料などのコストが発生する可能性などです。

しかし、これらのデメリットは、適切な資産管理や商品選択によって軽減することができます。また、日本円だけでなくドルにも資産を分散することで、全体的なリスクを低減することもできます。

資産としてドルを持つことを、一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。ドルを持つことで、あなたの資産運用に新たな可能性が広がるかもしれません。