窓際公務員のほったらかし投資生活

インデックス投資(投資信託)による資産運用・節約・子育てなどを書き綴るブログ

20代の現金比率はどのくらいがベスト?株式投資で資産形成を始めよう

株式投資は、長期的に見れば右肩上がりになると言われていますが、一方でリスクもあります。株価が暴落したり、自分の選んだ銘柄が下がったりすると、元本割れする可能性もあります。

そこで、私は自分の現金比率をどのくらいにすればいいのか、調べてみました。現金比率とは、自分の資産のうち、現金や預貯金などのリスクのないものが占める割合のことです。

現金比率が高ければ高いほど、安全性は高まりますが、利回りは低くなります。逆に現金比率が低ければ低いほど、利回りは高まりますが、リスクも高まります。

では、20代の現金比率はどのくらいがベストなのでしょうか。

一般的に言われる現金比率の目安

一般的に言われる現金比率の目安としては、「現金比率=年齢」というものがあります。これは、

- 20歳なら→現金:投資=20:80
- 30歳なら→現金:投資=30:70

ということです。この考え方は、若い時はまだまだ働くことができるため、リスクを取って投資に回せるというものです。年齢を重ねるほどに現金の比率を高めていき、リスクを減らしていくというものです。

しかし、この考え方には問題点もあります。それは、

- 年齢だけではなく、収入や支出、ライフプランなども考慮しなければならない
- 現在の低金利時代では、預貯金だけではお金が増えない
- 株式市場は長期的に見れば上昇傾向にあるため、若いうちから積極的に投資した方が有利

ということです。つまり、「現金比率=年齢」という目安はあくまで参考程度にしておきましょう。

自分に合った現金比率を決めるポイント

では、自分に合った現金比率を決めるには、どうすればいいのでしょうか。私は以下のようなポイントを考えました。

生活防衛資金を確保する

生活防衛資金とは、病気や失業などの理由で収入が途絶えた時に、生活に困らないために用意する資金のことです。この生活防衛資金は、現金や預貯金など、すぐに使えるもので準備しておきましょう。

生活防衛資金の目安は、人によって異なりますが、最低でも3ヶ月分は用意しておくのがおすすめです²。例えば、月々の生活費が20万円だとしたら、60万円は貯金しておくということです。

生活防衛資金を確保しておけば、万が一の時にも安心して投資に取り組むことができます。また、株価が暴落した時にも慌てて売らずに済みます。

投資目的と期間を明確にする

投資をする目的と期間を明確にすることも大切です。投資目的と期間によって、適切な現金比率は変わってきます。

例えば、

- 10年以上先の老後資金や子供の教育費などの長期的な目的であれば、現金比率を低くして株式投資などのリターンの高いものに回せる
- 5年以内に結婚やマイホームなどの中期的な目的であれば、現金比率を中程度にして定期預金や債券などのリスクの低いものに回せる
- 1年以内に旅行や車などの短期的な目的であれば、現金比率を高くして預貯金などの安全性の高いものに回せる

というように考えることができます。

リスク許容度を把握する

リスク許容度とは、自分が投資で損失を被った時に耐えられる程度のことです。リスク許容度は、自分の性格や家庭環境、収入などによって異なります。

リスク許容度が高い人は、現金比率を低くして株式投資などのリターンの高いものに回せます。逆にリスク許容度が低い人は、現金比率を高くして預貯金などの安全性の高いものに回せます。

リスク許容度を把握する方法としては、

- 自分が投資で損失を被った時にどれくらい落ち込むか想像する
- 投資額や期間を変えてシミュレーションする
- 小額から始めて自分の反応を観察する

などがあります。自分が快適に投資できる現金比率を見つけましょう。

20代におすすめの株式投資法とは

NISAを利用する

NISAとは、非課税で株式投資ができる制度です。通常、株式投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを利用すると年間120万円まで非課税で運用できます。

NISAは5年間有効で、毎年更新することができます。つまり、最大20年間非課税で運用することが可能です。NISAは2023年末まで利用できる制度なので、早めに始めることがおすすめです。

NISAを利用するメリットは、

- 税金を払わずに高いリターンが得られる
- 長期的な視点で運用できる
- 様々な金融商品に投資できる

ということです。NISAを利用するデメリットは、

- 年間120万円までしか非課税枠がない
- 5年間売却しないことが条件である
- 利用期限が2023年末までである

ということです。NISAを利用する際には、これらのメリットとデメリットを考慮して自分に合った商品を選ぶようにしましょう。

インデックス型投資信託やETFに投資する

インデックス型投資信託やETFとは、特定の指数(例えば日経平均株価やTOPIXなど)に連動したパフォーマンスを目指す金融商品です。インデックス型投資信託やETFに投資することで、市場全体の動きに合わせて運用することができます。

インデックス型投資信託やETFに投資するメリットは、

- 分散投資ができるため、リスクを低減できる
- 運用手数料が安いため、コストを抑えられる
- 市場の平均的なリターンが得られる

ということです。インデックス型投資信託やETFに投資するデメリットは、

- 市場が下落した場合、損失を被る
- 市場を上回るリターンは期待できない
- 商品によっては流動性が低い

ということです。インデックス型投資信託やETFに投資する際には、これらのメリットとデメリットを理解しておくことが大切です。

自分の興味のある銘柄に投資する

自分の興味のある銘柄に投資するというのも、20代におすすめの株式投資法のひとつです。自分の興味のある銘柄とは、自分が普段使っている商品やサービスを提供している企業や、自分が将来性を感じている業界やテーマに関連した企業などです。

自分の興味のある銘柄に投資するメリットは、

- 情報収集や分析が楽しくなる
- 自分の好みや価値観に合った商品を選べる
- 個別銘柄の特徴や動向に詳しくなれる

ということです。自分の興味のある銘柄に投資するデメリットは、

- 情報に偏りが生じやすい
- 感情的な判断に陥りやすい
- 分散投資ができない

ということです。自分の興味のある銘柄に投資する際には、これらのメリットとデメリットをバランスよく考えて、冷静な判断をするようにしましょう。

まとめ

20代は現金比率を低くして株式投資に挑戦するチャンスです。株式投資は高いリターンが期待できますが、リスクもあります。そこで、以下のポイントを押さえておきましょう。

- NISAを利用して税金を節約する
- インデックス型投資信託やETFで分散投資をする
- 自分の興味のある銘柄に投資する

私もこれからも株式投資を続けて、しっかりと資産形成をしていきたいと思います。皆さんも一緒に頑張りましょう!